アルブフェイラ (Albufeira)
イスラム侵攻以前のアルブフェイラについては知られていない. イスラム教徒が支配した時代、岩だらけの崖の上には城があり、村落を壁が取り巻いていた. 1250年、ポルトガル王アフォンソ3世がアルブフェイラを占領し、アヴィシュ騎士団へ与えた. 1504年にはマヌエル1世から憲章が与えられた. 1755年11月、ポルトガルを襲ったリスボン大地震が村を破壊した. 低地の村落は津波の後27軒しか残らなかった. 生存者たちは町の近くにある教会へ避難したが、大きな本堂が崩落して227人が犠牲となった. 19世紀にも住民の苦難は続いた. 廃王ミゲル1世を支持する自由主義派ゲリラが、アルブフェイラで政府軍と衝突したのである.
1960年代以降、小さな漁村であったアルブフェイラは、人気の観光地として成長した. 最初は国内旅行者であったが、現在はイギリス人旅行者が多数を占める.
地図 - アルブフェイラ (Albufeira)
地図
国 - ポルトガル
ポルトガルの国旗 |
正式名称はポルトガル語で、República Portuguesa ( レプーブリカ・プルトゥゲザ). 通称、Portugal ( プルトゥガル).